ら：改めまして、ペ天使・らいあ＝

　　トリックスターある。

廉：初めまして、堀川 廉です。

ら：で、何あるかこれは？や、どでも

    いーあるがあんたプロフィルの

　　写真、無茶苦茶怖いあるよ。

廉：うるさいな、しょーがないだろ。

　　思ってたより紗が厚くて眼鏡が

　　透けて見えなかったんだから…

　　ま、な、よく考えたら僕は管理人

　　なのに一言もしゃべってないなー

　　と思ってな、作者の人柄は作品に

　　出るものだとは言うけど、そもそも

    どんな作品描いてるかわからなきゃ

    いきなり絵見せられてもわかんない

    だろーからね。ここのページ使って

    こーゆー感じで作品紹介やろーかと

    思って、らいあと二人で。

ら：私は別に構わんあるが、何か妙に

　　タテ長あるな…

廉：うむ、あらかじめ描いてあった

　　作品紹介に使えそうなイラスト

　　が2661年のカレンダー用だったの

　　でな、いっそ絵の方にレイアウトを

　　合わせてみよーかと。

ら：確か前にそんな絵を12枚程紹介した

　　た覚えあるな…またあんた使い回す

　　あるか…

廉：まー前の時は身内だけのコピー本の

　　中でだったからね、一般公開はここ

　　が初めてになると思うよ。

ら：ま、そんなら仕方ないね。

廉：あ～面倒かった…

ら：あんた前にあんなコト言といていきなり描きおろし

　　あるか…

廉：んー実は流用しよーと思ったんだけど、これ単独の

　　絵じゃなかったからねー、１発目は少なくとも50人

　　は読者がいたハズのデビュー作だししょーがないか

ら：コレ、元々は漫研入って１年位の時作た、初めての

　　オリジナル作品あるな。

廉：うん、本当はその前に文化祭の時１本描いてるんだ

　　けどアレはカーネルやらサトちゃんやら他所様の

　　キャラ使いまくりだったし、自分一人で描いた訳

　　じゃないから除外ね、で、当時とにかくネタが思い

　　つかなくてね、たまたまその時やってたアニメ『ミ

　　スター味っ子』の｢ロボコック｣ってのとマナイタで

　　サーフィンしながら魚さばく｢三船敏八｣ってキャラ

　　見て苦し紛れに作った《TO映メタルヒーロー版アン

　　パンマン》がこのイートエックス。

ら：……にしては凶悪すぎる設定あるな、敵怪人や犯罪

　　者を食材に変えて料理してそれ飢えた人に食べさす

　　ってヤバすぎあるよ…

廉：でもまー自分で設定が気に入ったから毎回読者が

　　変わること前提に作られてる部誌なのにシリーズ物

　　にして４話も作ったな。

ら：しかし濃い顔とカッコの人あるな…主役の糸川壮吉

　　……

廉：当初は正体上明にする予定だったけど、描いた翌年

　　ウインスペクターで特撮界の大御所、宮内洋が復活

　　したからねー、で、ちょーどその頃ジャンプの某マ

　　ンガにスバット＋V3のパロディーキャラは出てたか

　　ら、それに対抗してあえてマイナーな『ジャッカー』

　　の番場壮吉をフィーチャーしたキャラをほとんど

　　そのまま作って出した。ちなみにこの絵は２年前に

　　リニューアルして１本描いた方のバージョンだから

　　一人キャラが増えてる。

ら：謎の女・鑑真和尚あるか…元ネタわかる人どれだけ

　　いるあるか…大体これ本吊違うあるよな？

廉：まぁ一つの実験だけどね。ほぼ全部の作品に吊前を

　　変えて１回ずつゲストに出してみるっていう。でき

　　れば２話以降も全部リニューアルしてレギュラーで

　　出したいけどね。全６話位で。

ら：色んな意味で難しあるな…

廉：これは高校卒業前後に書いたイートエックスの続編

　　だね。丁度メタルヒーローがレスキューポリスシリー

　　ズやってる頃で、『ソルブレイン』やってたので対抗

　　してこの吊前になった。

ら：確かこれ、特撮番組で巨大ロボトとか怪獣に破壊され

　　た街を毎週毎週誰が元通り直してるかゆう疑問から

　　できたヒーローあるな。

廉：うむ、ビル街のガレキとか描くのが無茶苦茶面倒そう

　　だったから小説で、しかも４話まで書いた所で未完で

　　終わったけどね。

ら：あんたこの時期はそれがジンクスなてたあるな。

廉：うみゅ。それも１話書くのに数ヶ月かかってた。小説

　　なのに…

ら：あんた元々は小説家志望だたけど自分で挿絵が描ける

　　よに絵の修行のつもりで漫研に入たあるな…結局ある

　　程度マンガ描けるようになたらそちがメインになた訳

　　ね、

廉：それでもまだこの時は漫研で得た経験を元にその作品

　　設定を活かす方向で小説書いてたからね。ついでに

　　言えば今でも設定上、絵を描くのがすごく面倒そうな

　　巨大ロボット物とかのいくつかの作品は小説用にキー

　　プしてあるよ。今までは書いても公開する場所が無か

　　ったからアレだったけど考えてみればここで公開する

　　事は充分可能だからね。

ら：問題はあんたの執筆ペースあるな。マンガと小説両方

　　やるスピードと能力と気力があんたにあるか？

廉：できたらいーんだけどねー…ただ、最近らいあ達天使

　　の設定ができたお陰でこのビルドマインドもいくつか

　　新展開思いついたから時期見て何とかしたいんだけど

　　ね。この絵だってカレンダー作る時にキャラとかアー

　　マーのデザイン描き直した訳だし。

ら：当時いなかたはずのガ天使のソイヤが描き加えられて

　　るのはそゆ訳あるか。

廉：あとイートエックスの解説の所で書き忘れてたけど、

　　料理人や建設業者に限らず、この作品の舞台になって

　　る《英華界》は漁師やら医者やらありとあらゆる業界

　　にスーパーヒーローのオーバーテクノロジーが使われ

　　ている世界だから毎回色んな特撮番組のパロディーが

　　登場してたんだ。敵だったけど世界上動産戦ジアゲヤ

　　とか本編にほとんど絡まないチョイ役だったけど妙に

　　活躍シーンが派手だった電脳漁師サイバーシップとか。

ら：ジアゲヤて…すごく時代を感じさせるあるな…

廉：んーでもこの世界での時代設定は昭和50年代って事に

　　なってるけどね。特撮番組が一番元気だった頃のね。

廉：｢ビルドマインド｣を書くのをやめた最大の理由がこれ

　　だね。元々『ポワトリン』とか『トトメス』見てて、

　　スーパーヒロインもの描きたかったんだけどこの時期

    に丁度セーラームーンが始まっちゃって、間接的に

    影響受けて描き始めたんだよなー。

ら：や？直接ちゃないのか？

廉：うむ、友達で直接影響受けてオリジナルのスーパーヒ

    ロインもの描き始めたのがいてね、それ見てじゃあ

    僕は違う角度からアプローチしてみようと思って、

    戦士３人の年齢も所属もバラバラにして、かつ『必殺

    シリーズ』の線を狙ってみた。デザインも日本の戦闘

    朊である、という以外の共通項は何もないけど結構

    バランスは取れてて自分でも気に入ってる。

ら：や、確かスーツのカラリングの元ネタは新幹線とSL

　　と昔の日航ジャンボ機あるな。乗り物いう共通項

　　あるよ？

廉：まぁそれはチーム吊つける時に決め手になるだろうと

　　思ってね。旅に関連した装備持ってて、それぞれに違

　　う夢・ていうか目的があるから｢トラベルドリーマー｣

　　ってね。

ら：結構こじつけあるな…ま、あんたの悪いクセ出て、

　　結局これも２話(ネームだけ３話)まで描いて未完に

　　なてるあるな。マンガで１話平均60頁あるから当時の

　　あんたにしてはよく描いた方あるが。

廉：設定持ち越しで今続編に当たる話描いてるからなー…

　　もーちょっとページ数減らしてこれも描き直したいん

　　だよねー。

ら：道のりは長そあるな…や、ところて一つ気になたある

　　がOPとEDの設定何でこれにはついてるあるか？

廉：これだけじゃなくて、この後に出てくる大半の作品に

　　はイメージテーマ曲がついてるんだけどね。ま、これ

　　に限っては毎回OP・ED・次回予告込みで描いてたけど

　　…これはね、昔っからやりたかったんだ。マンガでTV

　　番組みたいなOP・EDを描くっての。僕の吊前のルーツ

　　にもなってる某マンガの中でも１回だけやってて、

　　すごく印象に残っててね。たださすがに僕には作詞・

　　作曲の能力はないからイメージ合いそうな曲を選曲

　　して、それに合わせて絵を描くに留まったけどね。

ら：…考えたらプロデューサー気分でアニメ化想定して

　　キャスト決めてる時点でとんでもない話あるがな…

廉：あくまで僕の頭の中だけでの勝手なイメージですので

　　これ見てる人、声優や俳優、音楽会社の人なんかに

　　言いつけたりしないで下さいね…

ら：小心者あるな。

ら：や、これはあんたの絵ちゃないな、何あるか？

廉：これが前の項で話題に上がったセラムンの影響受けたと

　　いう友達の作品。本来はここで紹介すべきじゃないんだ

　　けど、この後紹介する予定の作品と密接に関わっている

　　もんでね。一応当人の許可はもらってる。っていうか、

　　このカット描きおろしてもらった。

ら：この人、(PN朝倉亮介)の昔の絵も見たあるが、当時の

　　あんたの絵よりよぽどしっかり描けてるあるな…

廉：しかもノートに鉛筆描きとはいえ１話20～30ページで

　　全55話描き上げてストーリー完結させ、その上現在は

　　中断してるとはいえパート２も40話以上描いてたという

　　…比べれば比べる程にそのすごさがわかるな…

ら：あんた、比べれば比べる程みじめになてないか？

廉：言うなよ～一応気にはしてるんだから…ま、上を見上げ

　　りゃキリがないし、当時としては僕もベストを尽くして

　　たから別にいいんだけどね。

ら：確かあんた一回全部ノート借りてコピした本編マンガを

　　第１話だけ原稿用紙に貼り付けてトーンとか手を加えて

　　実験的にリフォームしてみたあるな。どだったあるか？

廉：…あれ自体は二度とやりたくないけど、折角あれだけの

　　ものを描いたんだから、ちゃんと残しておきたいよねー

　　無地のノートに鉛筆描きじゃすぐに消えたり隣のページ

　　に色移りして真っ黒になったりしそうだからな。僕も今

　　ちょっとやっててキツイけど、１回スキャナで取り込ん

　　でトーンとか修正の加工とかはしたくはなるな。ってい

　　うかパソコン買ったらしてくれ。是非。

ら：…ひとごとだと思て無茶苦茶言てるあるな。たかだか20

　　頁前後のマンガ10話位でヒーヒー言てるあんたが…

廉：本人の能力値とスピード、持続力次第だと思うけどなー。

　　僕がやったらライフワークになってしまって新作どころ

　　じゃなくなるだろーけどね。

ら：そーいや現在中断してる言てたが、それだけ描ける人が

　　何で今、描くのやめてるあるか？

廉：彼の方も僕と同じで、数年後の設定の、ジャンル違いの

　　続編の方に気が入っちゃったんだな…しかもその新作の

　　方はちゃんと原稿にペンで描くよーになったから余計に

　　時間も手間もかかるみたいでねー。でも、身内数人の間

　　でのみ流通している５冊程度のコピー本とはいえちゃん

　　と本として残るモノを作るのは快感だからねー

ら：あんたは遅筆のクセにフトワークだけは軽いあるからな

　　…パソコン買てこのサイト立ち上げて、今目指してるの

　　はイベントでサークル参加とオフセト本作ることあるか

廉：…それ自体は｢トラベルドリーマー｣描いてた10年前から

　　の野望だけどな。資金も設備もまだまだな感じだわ。

　　あ、そうそう。もう一つここで書くことがあったんだ。

　　セラムンでのヴィーナスにあたる、仲間になるのは後の

　　方だけどずっと別行動してて戦士としてのキャリアは上

　　というキャラとしてフラワーアプリコット･西町あんず

　　ってのがいるけど実はこれがアイドルって設定でね、

　　最近実写化されたセラムンで美奈子(ヴィーナス)がアイ

　　ドルになってたの見て驚かされたってのはあったな。

ら：…それは確かにすごいあるな。先見の明はあんたよりも

　　遥かに上ある。

廉：ついでに言えば頭脳担当のフラワープリム･相楽月見が

　　気弱なメガネっ子ってとこも今の実写版マーキュリー

　　と一緒。ま、これは一応原作で眼鏡掛けてたけどね。

ら：ま、あんたが影響受けたのはセラムンちゃなくてこの作

　　品、『フラワーリボン』だたてことはよくわかたあるよ。

　　とりあえずここは快くイラストを寄せてくれた朝倉亮介

　　氏に感謝あるな。謝々。ありがとさんある。で、あんた

　　はさっさと新作描くよろし。

廉：という訳で、これを紹介する都合で先に『フラワーリボン』

　　を紹介した訳だ。

ら：で、どゆ経緯でできたあるか？

廉：キッカケはあれだな、『フラワーリボン』がある程度まで

　　進んでた頃、…そもそも作者の彼・<朝倉亮介>も元漫研部員

　　だったんだけど、現役時代にはイラストは描いててもマンガ

　　は別に描いてなくて、文化祭の時なんかも絵を展示しといて

　　つい立ての後ろでテーブルトークRPGやったりしてたな。

　　だけど卒業してから急にマンガ描き出してね。で、彼の家が

　　高校と目と鼻の先って事もあって在学中はもちろん、卒業

　　してからも割とちょくちょく行って親交が続いてたんだけど、

　　今でも付き合いがあるのは僕ともう一人、１年後輩の元部員

　　だけでね。その３人でノートを回し読みしてた時に何か『キン

　　肉マン』の超人募集みたいなノリで｢僕の考えた精霊戦士｣と

　　いうのをちょっとしたお遊びでやってみたんだけど、その場

　　限りのネタかと思ったら少し後で本編のラストページにウソ

　　予告で１回使われてね。

ら：そこから火がついてオリジナル１本書く気になたあるか？

廉：まぁね、三洲の死神みたいなデザインは結構即興ながら気に

　　入ってたし、その、後輩が作って結果的に３人のクリエイター

　　の手を経て誕生した『宮原蓮』も今も現役で活躍する位のお気

　　に入りキャラになったし、良かったんじゃないかなー

ら：あんたその頃『トラベルドリマ』第３話ネーム描いてたはず

　　あるな、当時のあんたのレベルちゃマンガでは絶対無理ある。

　　だから小説になたのか？

廉：うみゅ。ていうか完全に逃避行動だわな。この頃はそれでも

　　｢自分の本業は小説だ｣位の気持ちはあったから絵はとりあえ

　　ず描ける様になったけど、自分の文章力の方も落としたくな

　　いからって、一方で行き詰って来たらもう１個の方で気分転

　　換しつつ、ヤル気の回復を待つ、みたいなやり方してたんだ

　　よね。どっちにせよ何らかの作品は進む訳だし。

ら：…それは今も変わてないな、あんた。ただ第１部完いう形と

　　はいえ全６話でちゃんと完結したあるからな、それだけは大

　　したもんある。

廉：ただ、小説だとマンガに比べて需要がないからねー、これに

　　したって手書きの、ルーズリーフに書いたのを綴じた

　　バインダーを１冊、原作者である友人に渡したのとその縮小

　　両面コピー版１冊、自分で持ってるだけで、あまり続きを書く

　　意味もないんで、第２部…っていうか第１部の話も含めて、

　　ダイジェスト版ででも１本マンガ描いてみようかなーとは思う

　　んだけどねー

ら：何年かかるやらあるな…

廉：そうそう、もう一つ『フラワーリボン』に関して言っときたい

　　事があったな。小ネタなんだけど精霊戦士のイメージキャスト

　　あれには実は一つ共通項があってね。

ら：や、何あるか？

廉：もう１回キャストの所読み返してみて欲しいんだけど、実は

　　声優が全員魔法少女・魔女っ子ものの主役やったことある人

　　で固められててね(ただし妖精のキャストは除く)だからもし

　　まだそのままの形で続いていたら千葉千恵巳の精霊戦士とか

　　もいたかもしれないよ。

ら：や、私のイメージキャストなってる人あるな。

廉：で、そのこと受けてこっちの『フラワージャッジ』の精霊戦士

　　には別の共通項を二つ用意した。一つは元々声優が本業では

　　ない人(もしくは元々は声優じゃなかった人)で、もう一つは

　　アニメで妖精役をやった事がある人。

ら：…たから声優ちゃない高橋由美子の吊前がクレジトされてる

　　あるな…

廉：ま、これと、この次の作品描き始める合間で僕が高橋由美子

　　のファンになったからっていうのもあるけどね。個人的には

　　元々舞台出身の人だし、元アイドルの声優なんてゴロゴロい

　　る訳だからありえない話じゃないってゆうか、本当に声優と

　　して活躍して欲しいって願望もあってのキャスティングだね。

ら：や、今度は何あるか？また堀川見聞録あるが…

廉：うむ、これはこのサイト吊の元になった、いわば｢元祖｣の

    見聞録だね。この時期メガドラを買って、特にメガCDで、

　　竹本泉の｢ゆみみみっくす｣をやってな、そこから竹本泉と

　　高橋由美子に同時にハマったんだな、このコーナーもその頃

　　ゲーム雑誌｢覇王｣で連載してた｢苺タイムス｣にインスパイア

　　されてはじめた訳だが。

ら：竹本泉はわかるあるが、高橋由美子は何あるか？

廉：あー、｢ゆみみみっくす｣のOP・ED担当。元気でハジけてて

　　気に入ったんでこの時期アルバムとかも買い始めたんだな。

ら：成程、それで宮原蓮の声優にキャスティングしたあるな、

    で、本題あるが、そもそも何でこのコーナーできたあるか？

廉：むう。とりあえず、フラワージャッジは何とか第１部完結し

　　たけど…どーにもトラベルドリーマーの３話が進まなくて

　　行き詰まってたんだ。ちょーどその頃上野に某まんがの森

　　ができて、そこに交流ノートみたいのが置かれた事があって

　　な、で、ネタとしてちょっとした１ページマンガを２枚程

　　描いてね。

ら：そこに一緒に収録されてる奴あるな、時期がよくわかるある。

廉：うむ、で、竹本泉の｢苺タイムス｣は色々なゲームを紹介する

　　２ページの見開きマンガだったんだけど同じよーな事やって

　　みたくなってね、ただ僕はゲーマーじゃないからね。

ら：今まで見聞きして影響受けた物をゲームに限らず色々紹介し

　　てみよう思た訳あるな。

廉：しかし行き詰っているとはいえトラベルドリーマーは描き

    たい、いや描かなきゃ、と強迫観念に駆られていてね。

　　でまぁ、とりあえずキャラだけパーソナリティという形で

    引っぱり出してお茶を濁した訳だ。

ら：しかしあんた、これたった２頁のマンガあるよ、それで何で

　　４回で力尽きるあるか…？

廉：まぁ中でも描いてる通り、スーパーロボット大戦にハマって

　　たせいだろうね。

ら：あんたな…

廉：いや待て、もう一つ理由があってな、４回まで描いた後唐突

　　に交流ノートが廃止になってしまったため、描いても発表す

　　る場所がなくなってしまったんだ。自然、足も遠ざかるしな。

ら：それとスパロボにハマてたせいで新し企画思いついたのも

　　あるな。

廉：ま、この中であげられてる｢超少女大戦｣はうやむやの内に

　　お蔵入りしたけど、それがキッカケで次の作品につながって

　　いったからねー。

ら：ちなみにあんたの自画像が黒子姿に決またのもこの時あるな。

廉：うむ、あと、最後に一つ断っとくけど、昔の自分の絵はでき

　　ればあまり人に見せたくないから今回に限り絵を大幅に直し

　　てあるからな。

ら：元々人に見せるために描いたのにあるか？ま、内容のイタイ

　　のまでは直しよがない思うあるが…

廉：なので解説もつけてる…。

ら：それは解説ちゃなくて｢いいわけ｣と言うべきあるな。

廉：｢トラベルドリーマー｣が全然進まない状況で小説の挿絵とか

　　前出の元祖｢堀川見聞録｣とか色々描いてたもんでな、割と絵の

　　レベルが上がってて、ちょっと前に描いたマンガの絵が自分で

　　見れたもんじゃなくなってたんだよなー

ら：しかもそんな中、あんた、スーファミのスーパーロボト大戦に

　　ハマてたあるな。

廉：うみゅ、その影響もあって１回｢超少女大戦｣という小説の企画

　　立ち上げたんだけどね、すぐにポシャッた。

ら：あんた｢セラムン｣とか｢ウエピー｣とかにほとんど思い入れない

　　からな、当然ある。

廉：で、まぁ考え直してオリジナル設定のみでスパロボ風味のもの

　　何か作れないかと思って描いてみたのがコレ。

ら：確かトラベルドリマ本編で、あんたのお気に入りのキャラだた

　　エリカを第３話で出す予定が途中で描くの止まてしまたあるな。

　　で、あんたは前描いた絵が自分で見れない程度には画力が上が

　　てた。第３話ペン入れするか、最初から全部描き直すか悩んで

　　たら、そのエリカが｢1・2話から描き直してたら出番がいつに

　　なるかわからない｣言て自ら持てきた企画。と昔の記録に描いて

　　あるな。

廉：うん、当時はそうとしか思えない程すんなり原稿が進んでね。

　　ま、といっても白紙のルーズリーフにボールペン描きだったから

　　早くても当然だったし、その｢バーモント３｣だって今見ると

　　かなりアレな画力なんだけどな。それでも結局の所トラベル

　　ドリーマーの方が後回しになってしまった。本当はトラベル

　　ドリーマー本編の後日談って設定なのになー。

ら：…よーするに｢トラベ｣が描けなかたから新しく逃げ場を作た

　　あるな、逃避行動ある。しかもそれすら４話で中断してるある。

　　あんたの悪いクセある。

廉：うー…そーゆー言い方せんでも…せめてレベル上げのために経験

　　値、稼ぎ始めた。位にしといて欲しい…

ら：ま、とりあえずそこからはある程度ちゃんと描いてるあるな、

　　それにこのバモント３で主要なキャラはほぼ揃たあるな。あんた

　　の言うスパロボ要素としてはフラワジャッジ生き残りの宮原蓮、

　　合流させて混成チーム風味にしたのと、装備の星鎧、換装したり

　　気力の上昇によって陸・海・空とアーマーの形と対応地形が変化

　　してくとこ、ザコ敵一掃するマップ兵器導入とかあるな。

廉：うむ、あとデザイン面だけどね。タイトルからしてもわかる通り

　　｢ザンボット３｣｢ダイターン３｣の鎧武者風デザインが好きなんで

　　元々陣羽織に陣笠ってスタイルのエリカのカラーリングを１回

　　試しにスパロボ風に変えてみたら割とカッコいいのができたって

　　のもあるけどな。

ら：で、確かバモント３は大体１年分のエピソドとサブタイトル考え

　　た上で描いてたあるな。今メインでやてる話は半年位経て新

　　キャラ入てる時点での話あるから、まだバモント３も続いてる

　　はずあるな

廉：話がリンクしてる所も描かなきゃならないのが大変だけどね。

ら：描くのはあんたある。責任もって決着つけるよろし。

廉：ま、とりあえず｢バーモント３｣は順調に進んでたんだけど、丁度

　　その頃、前の項で挙げた<朝倉亮介>が｢フラワーリボン２｣で、新

　　キャラで新主人公の小学生の女の子を出しててね、で、僕は昔っ

　　から｢夢の共演｣ってシチュエーションが大好きでね。

ら：あんたそのせいで｢スパロボ｣にもハマた位あるからな…｢超少女

　　大戦｣の企画立てたのもそーあるし、今でも毎年出てるVシネマの

　　｢戦隊VSシリーズ｣欠かさず観てるあるからな。

廉：うん、で、この頃劇場版の｢まんがまつり｣って感じで１回｢バー

　　モント３VSフラワーリボン２｣って企画考えたんだ。

ら：｢超少女大戦｣コケた代替企画みたいなもんあるな…元々｢スパロボ｣

　　も昔の劇場版マジンガーが原点みたいなもんあるから言わば先祖

　　返りある。でもその企画も結局ダメになたあるな。何であるか？

廉：基本的に僕が企画してストーリー考えてたんだけど、調子に乗って

　　描いてたらネームの時点で90ページ超えちゃってね。ちょっとフラ

　　ワーリボンパートの方描いてくれとは言い出せない状況になって

　　しまったのが最大の理由かな。あと２作品のキャラ共演させるに

　　当たって絵柄と頭身の違いをどう調整するかって課題もあってね。

　　もう一度企画を見直すことにしたんだけど、その時に"同時上映"と

　　して企画したのがコレな訳だ。

ら：｢ファル｣いうのは｢バモント３｣のアイテム技師、剣陽太のライバル、

　　｢ザ・マー子爵｣の部下の一人で忍者あるな。

廉：ザ・マーってのはガンダムでいう｢シャア｣や｢ゼクス｣の線を狙って

　　作ったんだけど、サングラスかけたらどこぞのマンガの某センパイ

　　みたいになったから気に入っちゃってね、で、このザ・マーサイド

　　から見た番外編として、部下の中で唯一のボケ役担当のファルを

　　フィーチャーしてみたのだが…

ら：今度はファル自体の方気に入たあるな。

廉：うみゅ、ザ・マーはシャアやゼクス同様、かつては一国の王子だっ

　　たという設定があるので、腹心の部下とか持ってた方が過去を匂わ

　　せてて箔が付くなって考えてたらふと、音の響きが気に入ってつけ

　　た｢ザ・マー｣って｢夏(サマー)｣とも取れるかもって思ってね。

　　あ、なら部下は｢春｣｢秋｣｢冬｣だ。４人揃って｢四季隊｣っていいな…

　　てな事考えて、まず｢春｣…ハル…ファル…よし、響きが気に入った

　　ファルにしよう。って最初に作ったのがファルだったんだ。

ら：ネーミングはかなりいーかげんあるな、その場のノリだけあるか…

廉：そーだねー、他の二人も似たよーなもんだったけど、ファルが一番

　　あっさり決まったな。デザインは三人ほぼ同時にやったんだけど、

　　その時のコンセプトは黒目がちのおっきい目、一応最初からボケ役

　　として作ったけど、初期はどっちかと言うと｢ほんわかおねーさん｣

　　って感じだったんだ。ただ、もう一人の女性キャラ、アークィンと

　　の関係考えて、キャラがかぶらないようにしたらかなり子供っぽく

　　なったなー。あと、かなりテキトーに髪形作ったら、いつの間にか

　　左右のハネがエスパー魔美かウランちゃんみたいになってしまった

　　まぁこれはこれで何かいいなと思ったのでそのまま定着したんだ。

ら：あんたには珍しく巨乳キャラあるが、何か理由あるのか？

廉：それは声のイメージに関係があってね。この時期はスパロボFの他に

　　麻雀ゲームの｢スーチーパイ｣にもハマっててね。その中でみるく

　　or河本小百合役の西原久美子が気に入ったのでその声使ったキャラ

　　が欲しくなったんだ。で、ファルの声にキャスティングしてみたら

　　今度はそのイメージに引きずられて、どんどんボケキャラになるわ

　　巨乳になるわ背は低くなるわネコグチになるわでねー。結果、

　　僕自身相当お気に入りのキャラになった訳だ。

ら：だからファル主役のこの番外編エピソドできたあるな。この話は

　　始めからこれ１本でちゃんとまとまてるある。あんたにしては

　　上出来あるな。

廉：うむ、ま、描いた３年後に６ページ追加してかなり修正したけどね。

　　ちなみにこの話に出てくるメグとノンというのは｢フラワーリボン｣

　　の方のキャラで、合作はできなかったけどキャラだけゲストに借りて

　　きた。イメージキャストが重複してるのもその関係だったりする。

ら：確か小説の｢フラワジャッジ｣の方には一回ゲストで出た事あるな、

　　その時は挿絵も描いてもらてたある。

廉：このメグとノンは朝倉亮介側のボケキャラで、今では向こうのマス

　　コットキャラみたいな事もやってるね。結構使いやすくて重宝した。

ら：しかしこの話は実はプロローグにすぎなかたあるな…　　

廉：さぁて、よーやく最近の作品に近づいて来たな。堀川廉、初の正統派

　　魔法少女もの、かな？｢ゆにちゃんゆにゆに｣。


ら：正確には｢言霊使い｣ものあるがな…ところてキャラとストリ、どちが

　　先だたあるか？

廉：これは完全に企画・ストーリーが先。まず、何か魔法少女もの作りた

　　いってのが要望として元々あってね。で、きっかけはかなり前になる

　　けど、ケーブルTVで｢スイートミント｣やってたの録ってて、あと当時

　　やってた｢週刊アニメDXみいファぷー｣の中の｢ファンファン

　　ファーマシィー｣にハマって、それもビデオに録っててその時に大体の

　　構想はできてたんだ。

ら：確かあんたその時は｢ファルの大作戦｣描いてたあるな。

廉：うん、だから次はアークィンの見せ場も作ってやろうと思って、

　　｢ファンファン～｣でいう所の魔女にして薬局の店主、ふき子さんの

　　役で使う事にした。とはいえそのままって訳にもいかないので店は

　　古道具屋にしたけどね、あと当初、店の間取りを考えてた時、古本

　　のスペースも欲しいなと思って二階を丸々独立した古本のコーナー

　　にしたんだけど何の気なしに作ったこの設定が銀之介を出す時に

　　かなり重宝したな。おかげでオリジナリティーが出た。何せこれって

　　｢どれみ｣でいうなら全ての事情を知ってる高校生位のお兄さんが

　　MAHO堂の二階にいて、困った時にはいつでも力を貸してくれるって

　　いうのと同じだからね。

ら：その辺はどっちか言うと｢Ｃ･Ｃさくら｣に近いあるな…

廉：ま、それもちょっとは意識してた。キャラシフトはほとんど正反対

　　だけどね。

ら：で、"ゆに"はどやって誕生したあるか？

廉：そうだな…まず何か魔法もの作りたいって思って、最初に今あげた

　　ベースを作った訳だ。で、当時、｢夢のクレヨン王国｣にもハマってて

　　｢ファンファン～｣と主役を交換したらどーなるか？という発想でCV、

　　徳光由禾のキャラを作ることにした。で、一番最初に決まったのは

　　｢ゆに｣って吊前だけだったんだ。

ら：…どっからついた吊前あるか？それが一番気になるあるよ。

廉：これはね、ラジオねた。それもこの企画を立てた当時の、だから今、

　　ラジオ聴いたってこの元ネタはわかんない。ただ、本として出版され

　　てるからそれ読めばわかるかも…本編１～３話でゆにが使った言霊、

　　タイトルにもなってる｢ゆにゆに♡｣も出所は一緒。ちなみに｢ファルの

　　意味ね～大作戦｣のタイトル元ネタも同じラジオ番組からだけどね。

ら：｢ゆにゆに♡｣は唱えると笑い声がどっからか聞こえてくるいう意味

　　ない能力あるな。

廉：うむ、最初は魔法だったんだけど、言霊にした方がしっくり来るな、

　　第１話の時点で唯一ゆにが使える言霊、となってる。

ら：格好もすごい奇抜あるな。これはどっからあるか？大体予想は付く

　　あるが…

廉：まぁ主役なんだからもう一つインパクトが欲しいってことで、ガンバ

　　ロンかダイヤモンドアイかっていう位の六角形の目にして、あと

　　｢ファンファン～｣のぽぷりと並んでも見劣りしない位の奇抜な衣装を

　　って考えて、｢人造人間キカイダー｣を元に左右非対称のこの朊装を

　　作り上げた訳だ。

ら：や、やぱり元ネタはキカイダか。

廉：うみゅ、デザインに苦労しただけあって自分でも気に入ってる、それ

　　にこれにして大正解だったのは、キカイダーをモチーフにする事で、

　　｢上完全｣｢未完成｣を全身で主張してるってことだね。できれば楽器も

　　持たせたい所だったけど、それはとりあえず蓮にまかせるって事で。

ら：ゆにがキカイダあるからライバルはハカイダになてるあるな。しかも

　　楽器持てるある…

廉：千花ちゃんね、ま、かなり強力なキャラとして作ったけど、これから

　　どう転がっていくかは成り行き次第だね。あらゆる異世界から集まっ

　　てきた魔女たちがストリートファイトを繰り広げる"マジカル

　　ファイト編"とかの構想もあるし、ライバルも千花ちゃん一人だけって

　　訳でもないしね。

ら：何度も言うあるが長い道のりあるよ？現時点ではまだ私も登場して

　　ないし、千花もやと出てきたばかりある。早く続きを描くよろし。

廉：前の項で｢ゆに｣の原型が｢ファンファン～｣だってことは話した通り

　　だけど、ついでだから『みいファぷー』のフォーマットを全部僕流で

　　やってみたくなってね。当初は短編８頁・短編８頁・超短編４頁の

　　３本立てで企画してたからいくら話がつながってるとはいえ、中断

　　してる｢バーモント３｣をその枠でやる訳にはいかなくてね。

ら：で、前にやた｢ファル｣の続きをカプリングで描く事にしたあるな。

　　しかしあんた、回が進む度に頁数とんとん増えてるあるよ、あんたの

　　も１つの悪いクセあるな…。

廉：ま、一応５話位まで８頁で描いてたけど、どーにも収まりつかなくて

　　６話で12頁とかゆにの７話で増量スペシャル、24頁とかやってたら

　　どんどん増えて来ちゃってねー…こーゆー多少入り組んだ話は１話当

　　り16～20頁位が妥当なんだって事が最近やっとわかってきたな。

ら：…今描いてるゆにの９話は30頁超えてたあるがな…

廉：もちろんそれは調整するつもりだよ。そのために｢ゆに｣と｢ファル｣の

　　１話ごとのリンクがある訳だし。

ら：大体あんた何で毎回話がリンクしてるあるか？かえってそれぞれの話

　　の足枷になてる気がするあるよ…

廉：理由は概ね二つ、+αかな。一つは説明が足りない所ももう一個のマン

　　ガ見ればある程度わかるように相互補完って意味で。もう一つはね、

　　昔見た、異なる二つのマンガである１シーンだけ共有してるの見た時

　　から、こーゆーのやってみたくなってね、ちなみに｢スケバン刑事｣と

　　｢ガラスの仮面｣ね。あと｢パタリロ！｣と｢ラシャーヌ｣でも１回あった。

ら：少女マンガばっかりあるな…で、+αは何あるか？

廉：あえて枷を作る事で抵抗を利用して話を作る。水鉄砲は穴が小さい方

　　が勢い良く水が飛ぶって事だな。他にちょっとした条件として、ゆに

　　の方には毎回サブタイトルの頭文字を並べるといろは順になるように

　　してるとか、１話交替でＳ,ハンマー使う回と言霊のみを使う回が交互

　　に来るようにしてるとかあるし、ファルは毎回のサブタイトルをウル

　　トラＱから採っている。というのがあるな。ファルは存在自体が足枷

　　みたいな物だから事件さえ与えれば後はどーにでも転がるんだよね。

ら：…それが頁数増加の最大の原因になてる気がするあるよ…でもマンガ

　　の中で作品世界はともかく、シーン共有するのはあんまりないね。

　　最近だとCLUMPの｢XXXHORICKホリック｣と｢ツバサ｣位ある。(＊注)

廉：まぁね。それと、ゆにとファルの描き始めの頃はトーンも写椊もベタ

　　すらもなし、試し刷りでコピーしたのをゆにとファル、交互に１話ず

　　つ描き上げるそばからホチキスで綴じて出してたから、何かもう一つ

　　ギミックが欲しくてね。

ら：両方読んだ人間だけニヤリとする仕掛けあるな、２話なんかではゆに

　　の行動がファルの方のオチになてたあるが、あれは割とまとまてた方　

　　あるな。

廉：他にも３話のハニータ再登場編とか５話のタクヤ登場編みたいに一人

　　のゲストキャラを両方のエピソードに絡めて橋渡し役にするのとか、

　　同じ敵を同時に２箇所に出すとかあるけどね。

ら：ちなみに本家の｢みいファぷー｣でも１回だけ｢箱｣をテーマに３作品

　　リンクしたストーリやた事あるらしが詳細は上明あるな。

廉：うーみゅ、しかしファルもそろそろ本来の"敵"を出して戦わせたいん

　　だがなー…中々話が進まなくて困ってる。

ら：確か全28話の予定あるな、ちゃんと完結するあるか？

廉：努力は、する…。

廉：で、やっと｢らいあ｣な訳だね。

ら：確か最初は私、ゆにのパートナー役としてのみで作られたあるな。

廉：うむ、ゆにには当初、バーモント３の序盤に登場した妖精ハニータ

　　をもう一度活躍させるつもりでパートナーにつけてたけど、ちょうど

　　その頃に｢どれみ｣が始まっちゃってね、魔法少女に妖精って取り

　　合わせがマンネリ気味になってきたからなんか新しい事やろうと

　　思ってね。…でも実は最初に作った天使はらいあじゃなかったんだ。

ら：や、誰あるか？

廉：｢ビルドマインド｣の所でもチラッと紹介したガ天使ソイヤーだね。

　　あれが天使第１号、もっともデザインが完成したのは初期レギュラー

　　４人の中では最後になっちゃったけどね。

ら：私達ができたいきさつも訊きたいあるな、そもそもどしてこーゆ姿に

　　なたあるか？

廉：えっと…きっかけは何かのマンガに"堕天使"が登場した時に何となく

　　頭に残ってて、ふと工事現場見た時に、あ、"ガ天使"って面白いかも

　　って思ってね。

ら：それで工事現場つながりで長年放ったらかしにしてたビルドマインド

　　に出す事にしたあるな。

廉：うん、で、フツー天使っていうと、大体白い翼、頭にリングってのが

　　基本だよね。あと白い朊とかもあるけどスタンダードなイメージは

　　そんな所でしょ。

ら：確か私のスケールと頭身の元になた｢ビースト３獣士｣の｢テンシコ｣も

　　そあるな。

廉：…小説版オンリーのマイナーなキャラだから言わなきゃわからんだろ

　　……ま、天使のイメージがワンパターンだってのもちょっと気に入ら

　　なくてね。で、キリシタンじゃない天使は…って考えたら羽衣だ。て

　　なった訳。一応頭のリングは後光を表しているものだから"第３の目"

　　ヒンドゥ代わりの石を固定するティアラとして残したけどね。

ら：あんた、あまのじゃくあるからな…

廉：でも羽衣ってオリジナリティーあって結構いーでしょ？特にソイヤー

　　は首にかけてる羽衣がタオルにも見えるってのがポイントでね、この

　　応用でいつかボクサーのカッコした天使も出そうと思ってんだ。

ら：何の天使にするかが問題あるな。

廉：候補はいくつかあるけどね"轟天使"とか…あと天人の方でもいいかな

　　っても考えてる。

ら：そーいやまだ本編ではハッキリしてないみたいあるが、天人と天使の

　　違いって何あるか？

廉：具体的に本編ではまだ触れていないけど、らいあ達がいる天界は

　　元は"仙界"もっと前は"神界"と呼ばれてた世界がステージごと

　　ランクアップした世界でね、だから宝貝(パオペエ)を持ってたりする

　　んだけど、仙界だった時のシステムをそのまま使ってるから基本的

　　には仙人と道士の関係だね。天人体をずっと保っていられるレベルに

　　なって、師匠で上司の天人から認められれば天人になれる。だから

　　韋駄天使ガイアとかバー天使カーネルみたいにクラスアップして

　　天人体になってるなら上司の天人が試験して合格すれば即天人だね。

ら：確か私の上司の天人、ペ天様は元々は梵天使だたあるな…

廉：そ。別に師匠が誰でも、なれる天人の種類はその天使の能力次第

　　だからね。らいあの将来もペ天とは限らないよ。で、さっきの話に

　　戻るけどね、妖精に代わるサポートキャラとして天使の設定を考え

　　てた時、丁度深夜枠で放送されてた最初のバージョンの｢デ･ジ･

　　キャラット｣のDVDが発売されてね。それにハマッたもんだから、急遽

　　らいあ単体のオリジナルショートストーリーを作る事にしたんだ。

　　ゆにの所に来る前の前日譚って事になってるけどね。で、ついでに

　　気に入ったからウチのマスコットにもなってもらったと。

ら：デ･ジ･キャラトが元ということは私の技の元ネタも当然

　　｢目からビーム｣あるな。

廉：いや、実はもっと前に元ネタがあってね。童門冬児の｢ヒッピー

　　エンジェル｣ってマンガに出てくる天使が｢エンジェルビーム｣って

　　技自体は使ってた。それはやっぱり目から出てたけど、僕としては

　　マジンガーよりもゲッターの方が好きだから腹から出てた方が迫力

　　あるだろーと思ってね。

ら：ま、ちゃんと話が進めばいーあるが…